おいらーくブログ

おじさん、今までおいらーくや介護に関する話題を徒然なるままに書いてきましたが、少し無駄話をします。

実は、おじさん今年の秋に旭川や富良野近辺をおっさんと二人旅をしました。

旭岳や富良野・美瑛の花畑など巡るうち、「青の池」という最近メキメキ有名になってきた観光地があるというのでブラリ拠って見るとこれが写真のごとく中々よいではありませんか。

そして、帰り家族に話すと長女夫妻も行くと言い出し、孫を連れていってきたそうです。

ただそれだけの話なのですが、このおっさんとおじさん兄弟でして、60代前半と50代後半の旅もおつなものでした。

デイサービスセンター夢のみずうみ村てんやわんやでは、今まで色々な料理教室を開催してきましたが、今回は、当社調理士さんが本格的な「かつ重」の調理を利用者さん対象に実施しました(今回はすべて男性利用者さんです)。道具も本格的な丼用鍋を使用して作りました。

今まであまり興味をしめさなかった男性利用者さんもプロが教えてくれる本格的な「かつ重」には、真剣そのものでとっても楽しんでおられ、出来上がりにとても満足されて、これ本当に全部食べていいのと繰り返し聞かれてました。ご自分で作られて料理の美味しさは格別でしょう。出来上がりも素晴らしいものです。

当社デイサービスの食事は、ビュフェ方式を取り入れなるべく自分で好きなものを好きな分だけ、そして箸で取る、横に動く、ご飯・味噌汁を注ぐ、食後は茶碗や皿をみずから片付ける、そして帰り際には、マイ茶碗、マイ湯のみ、マイお箸を自分のタッパーに入れていただいております。

これに、食事を自分の力で調理をしてもらうなどの取り組みをする第1段階としてこの料理教室があります。

デイでは出来るけど、ご自宅ではしないというのではなく、デイで実行されたことがご自宅でも出来る宅配ビリテーションを夢のみずうみ村は挑戦してまいります。

当社のホームページにも毎月掲載されています広報誌:星の夢百聞に利用者さん・入居者さんの今までの人生を振り返っていただき、職員がそれを記事にさせていただく自分史のコーナーを「人間万事塞翁が馬」として毎月各事業所輪番で記事を掲載させていただいています。

その記事にご本人の写真では不都合もあるので、似顔絵を描いていただき一緒に掲載しています。

原画は、額縁に容れご本人にプレゼントし、コピーをサービス付高齢者住宅CoCo東雁来の壁に展示しています。

それがいつのまにか46枚になりました。ほぼ4年の歳月です。

一枚一枚を見直してみると、おじさん色々な場面を思い返します。

最初の1枚目は、うらら伏古の○さんです。おじさん自身が取材しました。

その時から、少し思い出しづらい場面もあるようでしたが、最近ではかなり進んでいるようです。これもすべての人が長生きすると通る道です。おじさんも○さんのようにおだやかな風情で余生を過ごしたいと思います。

昔聞いたことがあるんですが、認知症は神様が死への不安を忘れるための人間へのプレゼントだというのです。

よく4年もの間、「人間万事塞翁が馬」を各職員が繋いできてくれました。感謝・感謝です。

是非一度ごらんいただければ幸いです。