おいらーくブログ

おいらーくの事業所はほぼ札幌東区に点在していますが、唯一該当していない事業所が銭函にあります訪問介護事業所を併設している高齢者の住宅「輝楽」です。

ここは、7年前迄ご夫婦2人で若い人向けの下宿をしていたのですが、年齢的にもきつくなり、またご夫婦で旅行なども楽しみたいとのことで当社が譲っていただき、高齢者のお住まいと地域のケアを担うべく開設しました。

開設は、4月でしたが全室満室(といっても16室ですが)になるまで1年もかかっています。

また、訪問介護事業所としての報酬も1年間は、1ヶ月10万円にも満たないものでした。

管理者も2年間で3名も代わりました。

そして、おじさんと同日入社で少し天然が入っている我等がエース:トキ○さんが1年間だけとの約束で札幌北区から銭函まで毎日通勤してくれたのです。

異動日が2月で、吹雪で前がまったく見えない日だったことを思い出します。

この事業所がトキ○さんには水が合っていたのでしょう。

トキ○さんには、自分が考えていることを自分の責任において具現化できる仕事に対する面白みと入居者さんや職員に自分が必要とされている喜びで見違えるように明るくなっていくのがわかりました。1年の約束でしたが、勤務先を札幌に戻してといわないのです。

不思議なものです。当初まっかかな事業所経営で何度が閉めようかと考えていたのですが、3年後には、年間の経常利益がとんとんまでなり、その後おいらーくの経営に貢献してくれる事業所にまでなりました。

また、トキ○さんは、入居者さんを楽しませるのが大好き、輝楽の前がすぐ海岸なのでバーベキュー大会や開所記念を朝里温泉で豪華料理とカラオケと踊りでおおはしゃぎ、また年1回のおいらーく全体でおこなうサマ-フェスティバルには入居者さんをつれて楽しみました。

トコロガデス。

今度は、東区にある訪問介護事業所がうまくいかなくなり、またトキ○さんに白羽の矢がたったのです。ここは本当に苦労かけました!

たてたのは、おじさんなのですが。(ゴメンね!!トキ○さん 苦労ばかりかけて)

入居者さん達が行ってくれた送別会時のトキ○さん

 

今思い出しました!銭函への異動もおじさんの発案でした。

そして1年半が過ぎ、またも医療法人社団 豊生会が担う医療拠点事業とそれに併設する医療・看護・介護・住まいの複合事業所へ行くことになりました。

トキ○さん、新規事業は大変ですが、君ならできると代表ともども信じています。

心よりエールを贈る次第です。『フレ~ッ・フレ~ッ トキ○~ッ』

この方も、60歳前半です。おいらーくがいかにロートルパワーに支えられているかこの事例でもおわかりでしょうか。