おじさんにとっては、本当に笑えません!
現在の日本の介護現場では、体重の重たい方は介護職員にとっては大変負担です。
おじさんなんかすぐに影口をたたかれます。
おじさんの性格の問題ではなく、体が大きく体重が思いと介護職員にとっては、腰痛の原因になります。おじさんも経験ありますが、体重50キロの人と80キロの人では素人の方では、その大変さは歴然としています。(これは、当社の職員だけの話ではなく)
離床介助や移乗介助はもちろん、入浴介助にいたっては二人介助が必要な場合もあります。
そういう人がナースコールでも鳴らそうなものなら、「あらまたおじさんだワッ!あのおじさんを介助してから腰痛がひどくなって」とか、聞こえよがしに「少しはバクバク食べてばかりいないで減量でもすればいいのに」と口には出さずとも顔に書いています。これは実際切実な話であります。
ですから、おじさんお世話になるようになったら背の高いのはしょうがないとして、その分食事制限でもして、ガラガラになろうと今は決心しています。(但し、今はですよ)
ですが、北欧では福祉用具が充実しています。おトイレ兼シャワー室も広く介護員が介護するのに便利で、できるだけ疲労しないように面積までも法律で決まっているのです。
また、歩けない方の場合には、ベットからおトイレ兼シャワー室まで天上にレールが備え付けてありリフトに乗って移乗ができ、そのままトイレ介助やシャワー浴も受けられます。
北欧では、浴室はほとんどなくシャワーがトイレとセットになっていて、その面積も間違いなく日本式でいえば4畳はあります。
早く、日本もそのレベルまでいかないと、おじさんの立場はとても苦しいのです。