おいらーくブログ

04. 1月 2013 · 2 comments · Categories: 独り言

1月4日 小規模多機能型居宅介護事業所 えくぼ では、事情があって年始も自宅で生活できないため、事業所に泊まられた利用者さんと通いの利用者さん合計14名とスタッフ8名とで新しい年を祝う新燃会(おいらーくでは、新しい年に燃えるため、あえて新燃会といいます)をしました。

事業所独自でお寿司握り隊を結成し、生寿司はもちろん、細まき、軍艦巻きなども作りました。もちろん不揃いのお寿司達ですが、ひとつひとつ一生懸命心を込めて作りました。 

ところで、ある男性の利用者さんに今日の昼食は、美味しいお寿司ですよと言ったら、俺は食べないといわれます。そして、家に帰ると事業所から急にでていかれたのです。

スタッフ慌てました。女性3人位で止めに入るのですが、さすが男性です。腕づくでも帰ろうするのです。そして、スタッフが一緒に外を歩いて10分位で戻ってくると、機嫌を治されていました。

また、準備していた職員が寿司の味見をしていたら、ある利用者さんしっかり見ていて、先に食べちゃだめでしょ!と憤慨していました。いやはや食べ物の恨みは恐ろしいのです。

この利用者さんビュッフェ形式にも、好きな物を選んだら不公平になるから、こういう物は、1人前づつ皿に入れるべきだとも主張されておりました。

おじさんつくづく思いました。確かにそういう見方はあるし、この利用者さん、ただ座っているのではなく、ちゃんと考えていらっしゃるのだな・・・と。

そして、これが小規模のよさなのだなとも感じました。ここにいると、利用者さんひとりひとりがよく見えるのです。

スタッフからは、利用者さんに対して少しまってください。後でします。はないのです。そう思いました。