おいらーくブログ

 

おいらーくでは、小規模多機能型居宅介護事業所とそれに併設する住まいの事業所で合同の事業部会議を毎月実施しています。

 

該当事業所は、

○住宅型有料老人ホーム CoCo弐番館

○サポートハウス パープルロード元町

○小規模多機能型居宅介護事業所 えくぼ

○小規模多機能型居宅介護事業所 えくぼ東雁来

 

今回のテーマは、『ライフボード』を作って、感じるものというテーマでした。

 

ホワイト・バード所長がもっているのは、実際の利用者さんのご家族さんから頂いた写真や利用者さんの趣味や思い出を聞き作成したものです。

 

これをお部屋に飾り、ご自身でなつかしい振り返り、ご家族・親戚の方々が訪問の時の思い出話。また話かけのきっかけができるようです。

 

次のライフボードは、yoshiko看護師の自分のライフボードです。

当初は、あまり興味を覚えなかったライフボードでしたが、古いアルバムを引っ張りだして

写真を選び、また生まれ故郷である淡路島の地図を貼るためITで見ると故郷周辺の町・村の名前や名所がでてきて父母や兄弟との幼い時のことを思いだしたそうです。

 

看護学生時代は、槍ヶ岳を登るなど今で言う山ガールだったそうです。

 

旅行も好きで、北海道に来てホテルで運命の出会いをしたのがご主人だそうです。その後5年間の遠距離恋愛の一部始終を語るのです。

よくも抜け抜けと会議の場で惚気るものだと、職員一同ぽか~ン状態です。

 

ボードの真ん中には、最近ニセコに家族全員でいった際に撮った写真の下に刻まれた言葉は、「おか~さんって、とても幸せだったンだ」との娘さんからの言葉です。

親として、子供からそう言われた時、なんと嬉しく自慢のできる人生だったことでしょう。yoshikoさんここは泣くところですよっ!

 

そして、またも抜け抜けと、「今度は主人のライフボードを作ろうと思うんです」    ですと。。。

 

計画作成担当者の市○さんも、ライフボードを作成してくれました。

綺麗な奥様で、職員みんなから褒められると、嬉しいやら恥ずかしいやらで・・汗ビッショリです。

 

市○さんも、ライフボードの作成がおっくうで時間ばかりが過ぎるなか決心して始めたら、懐かしさや

青春の頃の思い出(このおっさん、初恋の人の写真をしっかり持っていて、なんとライフボードに貼っているのです。

おくさんにばらしちゃいます。)にどんどん楽しくなって時を忘れたそうです。

 

最後になりましたが、これから1年かけて誕生日のプレゼントに利用者さん入居者さん一人ひとりに贈るそうです。

職員の皆様に感謝申しあげる次第です。

 

 

おじさん、以前

JR1日のり放題切符(2200円)で富良野に挑戦して、列車の連絡が悪く

滝川までで断念したので、今回再挑戦です。

滝川では、ついにあのお蕎麦屋さん(まるかつ)でかしわ蕎麦をたべました。(280円)

なんと、まさか開いてはいないだろけどと午前10時前に行ったのに開いていました。(それも混んでます)

想像どおり安くて美味しいのです。

他のお客は、蕎麦とおにぎり(100円)をセットで食してます。

 

また、中心街には、高齢者のための街角カフェ的な場所もあり、興味をひきます。

滝川から富良野行きは、今がシーズンのためかかなり混んでいます。

鈍行に乗って、景色や読書・・最高です。

駅も夫々に風情があります。

富良野駅構内

 

富良野からノロッコ号で富田ファームに行こうと思ったら、また時間的に無理なため富良野の町、探訪と美味しいらーめんでも食べようと考えあちらこちら

富良野マルシェにも連れて行っていただきました。

ふと・ふと、ここにはおじさんの大学時代の友達がいることのきずきます。

この方が友人です。

おじさん、 有名ならーめんやで塩らーめんを相方は焦がし塩らーめんを(行列ができると聞いたのですが・・)

そしてとても忙しいのに、お昼まで時間をとってくれて富田ファームを含め富良野・美瑛の景観を案内してくれました。

少しびっくりしたのは、ラベンダーとイメージが強い、富良野・美瑛なのですが、ひまわりも凄いのです。

 

もつべきものは、友達。友達こそ財産です。

そして、当初の旅目的完璧に達成したのです。

 

 

OTのhideakiさんから『夢のみずうみ村 新樹苑』見学報告書を紹介します。

hideakiさんは、理論派です。がこの方の素晴らしいところは、論理を現場で実践(具現化)するところです。

 

その前に・・・しつこいようですが夢のみずうみ村はリハビリをする施設です。

ということでリハビリ理念です。

リハビリとは、「生活できる能力」を確認なさることです。
「生活できる能力」とは、身も心も生き活きする素だといえます。
リハビリとは、こうした生きるエネルギーを再生産することです。
訓練することが生き甲斐ではいけません。
訓練してつかみ取った能力を使い、
生きていることを味わい楽しむことがリハビリの目的です。
私たちはその目的を指向される方のお手伝いをさせていただきます。

ご自分の隠れている力の再発見をしてみませんか。
埋もれている「生活できる能力」を一緒に発見しましょう。
「持っておられる能力」を上手に利用する方法も一緒に考えましょう。
生き生きした人生を味わい楽しみませんか。
そういうお気持ちをお持ちの方に、
私たちは一生懸命リハビリをさせていただきます。

それでは、生きていることを味わい楽しむ本物志向のリハビリを紹介します。

まずは定番のカラオケです。某有名カラオケセットが常備されております。もちろん個室です。カラオケの使い方も写真入りでわかりやすくなっています。場を盛り上げる道具も太鼓、マラカス、木魚などバラエティーに富んでいます。

写真1

 

次は、お馴染みのパン作りです。

入り口からは、インパクトのある大きいパン焼き機が見え興味をそそります。開始時間は入り口で確認できるようになっています。

中に入るとパン作りの目的が掲示されており、これもまた意欲を掻き立てます。材料の分量や入れる順番も掲示されています。

写真2

今回は2つ定番メニューを紹介しました。皆さんはこの活動にどんなリハビリ効果があると思いますか?(パン作りの方には一部リハビリの効果が出ていますが・・・)考えてみると面白いと思いますよ。

番外編

それではここからは、札幌夢村から世田谷夢村(新樹苑)に逆輸入した物を紹介します。

まず1つ目は「階段スペースにリハビリ道具を作った」です。

ちなみにこちらは、札幌夢村の「イライラ棒」というリハビリ道具(健康トリム)で棒を使って階段の上り下りをしてコースをクリアーするというものです。

写真3

世田谷夢村では、駅名の並び替えを階段に作っていました。

写真4

2つ目は「両夢村共通のリハビリ道具(健康トリム)にキャラクターを採用した」です。

こちらは「重りのついた棒を上や下に移動させる」というものですが、親しみや愛着がわきます。札幌夢村は○○○おじさんで世田谷夢村は○屋のキャラクターです。

写真5

以上で紹介を終わります。

 

これからも定期的に交流の機会を持ち、お互いの良いものを取り入れ利用者さんが夢のみずうみ村で過ごす時間を楽しむことで自然とリハビリにつながるような仕掛け作りをしていきたいと思っています。