今日は、すこし長い話になりますがご容赦ねがいます。
おじさん、介護の事業所に勤めていて最近思うことなのですが、昨今「サービス付高齢者向け住宅」(以下:サ高住とします)が札幌でもたくさんできています。
サ高住が増えるのは良いことです。
ただ、サ高住だけでない多機能的な施設・住まいも必要だと思うのです。
おじさん、一時期病院で勤めたことがあります。
その時、透析患者さんの送迎を日曜日を除く毎日朝8時頃お迎えに行き昼1時過ぎから御自宅にお送りする仕事をしていました。
その時、透析患者さん及びそのご家族さんは大変だなとつくづく思ったのです。
考えてみてください。朝7時過ぎから迎えにくる車のための待機、透析後疲れた身体に一時的におきる低血糖・低血圧状態ながら、病院の待合で送迎車を待ちます。
透析をうけることになると人生の大半の部分、この苦痛な時間をすごさなければいけないのです。
旅行にだってやすやすとは行けません。
失礼ながら、中には薬(覚醒剤的な)で腎臓機能不全に陥った中年の方もいました。
また、働き過ぎで透析が必要な方、暴飲暴食の方にも多い病です。
おじさん、何を言いたいかというと。
① 自宅(自分の部屋)から時間になったら誰の手伝いもなく透析を受けられる。
そして、終了したら直ぐに自分のベットで休養できるそういう住まいの提供
(同一建物内だと、一々着替える必要もありません)
② 透析の患者さんは、確かに高齢者が多いのですが、中には50代の方、少ないですが40代の方もいないこともありません
③ また、インシュリンを必要とする方もいます
④ 高齢者以外の障がいをお持ちで、ご両親が他界した等お一人では生活するのは不安な
方で、見守りや生活支援を必要とする方でも安心して住める場所
⑤ まだ介護を必要としないが、病院に頻回に行く必要や一人で生活していて食事など栄養面やなにかあったとき等心配な方
このような方々(特に②④)に、サ高住も有料老人ホームも適用しないのです。
オランダ国では、高齢者で介護を必要とする方も障がい者との概念です。
理由は、高齢になられることによって今まで持っていた機能に障がいが発生した
障がい者だということだそうです。
ここから、自信を持って宣伝します。
豊生会グループは、このような方でも生活していただける、医療・リハビリ・看護・介護・生活支援などが整った複合的施設が低額でも住める場所を誕生させようとしています。
豊生会グループの理念『地域に根ざした豊かな医療と福祉を創造する』
それが東区北25条東20丁目にオープン予定する「元町ケアサポートセンター」です。