おいらーくブログ

 

おじさん、広島県にある「社会福祉法人あと会」さんに研修に行ってきました。

ここでは、法人理念(あと会3Yのこころ)・職員教育・食の改革・ケアの改革及び施設見学などたくさんの事を学ばせていただきました。詳細はHP等をご参照ください。

 

その中でも特に感動したのは、心づかいです。

大規模な施設見学の受入れはどこの施設側にとっても大変です。

できれば、お断りしたいところでしょう。

 

ここの施設もあまりお見せしないそうですが、この度はお受けしてくださり横山常務理事様を初め全職員が、お受けするなら徹底的に『お・も・て・な・す』という強烈な姿勢でした。

 

その対応が全職員から伝わってきます。

 

また、とても驚いたのは「凍結含浸法」という食材を凍結・解凍し細胞の結合を緩めたあと、真空状態にして隙間の空気を抜き食材を柔らかくする酵素液を浸透させる調理法であります。

 

おじさん、実際下記の写真の食材を食べてみましたが、これですと刻み食やミキサー食など見た目なんの料理なのかわからなくなりませんし、食事を目で楽しめる「食の改善」に大きく寄与するものです。

 

(豚肉ですが、筋張ったところがなく箸でかるくほぐれます)

(最近は研究の上、魚も調理可能になったそうです)

流動食を提供しても口にしなかった利用者様が自力で食べられるまで回復したと話されていました。

(レンコンの食感は里芋のようでした)

 

これ以外にも、スウェーデンのコンタクトマン制度やタクティールタッチなども勉強させて頂きました。

改めて、感謝申し上げます。