おいらーくブログ

 

おじさん、10月30日(水)

当社各施設の空間コーデイネーター(壁紙・照明・床・カーテン等にいたるまで)を引き受けてくださっている斉藤さんが、北広島市で個人オーナーとして運営されています『黒い森美術館』に行ってきました。

 

今回、ある若手金工芸術家が個展をしているというので、その鑑賞に行ってきたのです。

それにしても、広大な森の一部とはいえ美術館の周りだけでも清掃・管理するとは大変だと思います。

この美術館、別名:「渋谷栄一記念ギャラリー」といい、

渋沢氏の常設ギャラリーでもありオーナーの思い入れがよくわかります。

 

アクセスは、道央自動車道 輪厚 スマートインターチェンジを出、国道36号線を北広市めがけて約1.5キロ進み、右側にあるオレンジ色の案内版がある細い脇道に入ると、しばらくアスファルト舗装ですが、中間付近からは枯葉が敷き詰めた土路になります。

美術館は、深い森の中にたたずみ周りの風景に溶け込んでいるようです。(なんとも落ち着いたたたずまい)

そのためのアプローチにも自然と調和させるためのオーナーの感性があちらこちらに散りばめてあります。

 

館内から大きな窓を通して外を見ると、その借景は秋の森の中に迷いこんだように感じられ、時を忘れます。

 

『黒い森美術館』と名付けられたのは、夕方なのか日が昇る前の早朝なのか、シーンと静まり返って森の中に一人たたずんだ時思い立ったのかも知れません。

 

美術館玄関前には、色々な小動物のオブジェがあり、森の小動物が遊びにきている風情です。

また、館内では、お茶やケーキなどでくつろげるためのキッチンや別室に渋沢栄一氏のギャラリーコーナーがあり、ここで出来立ての美味しいコーヒーとジンギスカン入り揚げパン、また瑞々しい白カブ・キュウリ・キャロットのサラダを甘酢仕立てのドレッシングでご馳走になりました。

ここは、オーナー家族の別荘も兼ねているようでとても「趣」を施した入浴施設もあります。

 

そうだ、ここには作品を見に来たのでその映像も

 

おじさん、がらにもないことをしてしまいましたが、その作家さんがいたので写真をパチリです。

ここでは、春から冬到来まで色々なジャンルの方々の個展をするそうです。

(おじさん、気になった作品です)

斉藤オーナーさんは、芸術家それも若手芸術家を育てよう、発表する場を提供しようとすることが自分の役割との意思を示されているようです。

 

追伸:そういえば、今日でブログ開設1周年でした! ただそれだけなのですが・・・