おいらーくブログ

29. 12月 2020 · 音楽を一緒に鳴らす はコメントを受け付けていません · Categories: 未分類

てんやわんや本町 小池 貴之

 

おいらーくのデイサービスでは自己選択・自己決定を大切に過ごしていただいています。

ここに来るとご自分で予定を立てて、やりたいことを自分で行っていただいています。そんな中で何もしないという選択をする方もいらっしゃいます。

何もしない中で選択するのは選択肢の一つとして、のんびり過ごしていただきますが、そんな中、やりたいことを見つけることができずにどうしていいかわからない方もいらっしゃいます。その方に活動を提供し、やりがいや楽しみを見出すのも私たちの仕事です。

認知症を患っているH様ですが、普段なかなか活動おすすめしても拒否が強く活動に参加していただけず、ほかのご利用者様とお話する機会や、お友達を作ることができず、やることといえばお砂糖たっぷりの珈琲を飲むことでしたが、糖尿病があるため、たくさんは飲めません。それでも飲んだことをすぐに忘れてしまうため、何度も飲もうとしてしまい、それを止めると怒ってしまい、尚更活動に参加していただけません。

そんな中、会話の中から昔からついこないだまで大正琴をやっていることを知り、そこから提供することに。おひとりで参加されていましたが、おひとりではなかなか上達しないとお話しされていたため、職員と一緒にセッションをすることにしました。

セッションを開始すると真剣な顔つきで一生懸命職員の演奏に合わせてくださいました。

一人でやるときには気づかないリズムのずれや演奏のずれをご本人が意識できるようになったためか、演奏が一回のセッションで非常に上達してきました。ご本人の満足度もとても高く、お正月のシーズン近いということもありわざわざ楽しみに聴きに集まってくるご利用者様も増えて本人のやる気も倍増。それをきっかけに仲良くなったご利用者様もいらっしゃり、活動への参加率も増えました。

H様が次のご利用時、来所してすぐに「今日もお琴やろうかしら。」とお話されました。このようにやる気やデイサービスを利用することへの楽しみを見出していただけることを発見できることがことこそが、私たち職員の幸せだと再度認識させていただきました。このようにこれからも職員がきっかけにご利用者様のやる気の泉がどんどんと湧いてくるようなきっかけを作っていけるように日々かかわっていきたいと思います。