おいらーくブログ

 

OTのhideakiさんから『夢のみずうみ村 新樹苑』見学報告書を紹介します。

hideakiさんは、理論派です。がこの方の素晴らしいところは、論理を現場で実践(具現化)するところです。

 

その前に・・・しつこいようですが夢のみずうみ村はリハビリをする施設です。

ということでリハビリ理念です。

リハビリとは、「生活できる能力」を確認なさることです。
「生活できる能力」とは、身も心も生き活きする素だといえます。
リハビリとは、こうした生きるエネルギーを再生産することです。
訓練することが生き甲斐ではいけません。
訓練してつかみ取った能力を使い、
生きていることを味わい楽しむことがリハビリの目的です。
私たちはその目的を指向される方のお手伝いをさせていただきます。

ご自分の隠れている力の再発見をしてみませんか。
埋もれている「生活できる能力」を一緒に発見しましょう。
「持っておられる能力」を上手に利用する方法も一緒に考えましょう。
生き生きした人生を味わい楽しみませんか。
そういうお気持ちをお持ちの方に、
私たちは一生懸命リハビリをさせていただきます。

それでは、生きていることを味わい楽しむ本物志向のリハビリを紹介します。

まずは定番のカラオケです。某有名カラオケセットが常備されております。もちろん個室です。カラオケの使い方も写真入りでわかりやすくなっています。場を盛り上げる道具も太鼓、マラカス、木魚などバラエティーに富んでいます。

写真1

 

次は、お馴染みのパン作りです。

入り口からは、インパクトのある大きいパン焼き機が見え興味をそそります。開始時間は入り口で確認できるようになっています。

中に入るとパン作りの目的が掲示されており、これもまた意欲を掻き立てます。材料の分量や入れる順番も掲示されています。

写真2

今回は2つ定番メニューを紹介しました。皆さんはこの活動にどんなリハビリ効果があると思いますか?(パン作りの方には一部リハビリの効果が出ていますが・・・)考えてみると面白いと思いますよ。

番外編

それではここからは、札幌夢村から世田谷夢村(新樹苑)に逆輸入した物を紹介します。

まず1つ目は「階段スペースにリハビリ道具を作った」です。

ちなみにこちらは、札幌夢村の「イライラ棒」というリハビリ道具(健康トリム)で棒を使って階段の上り下りをしてコースをクリアーするというものです。

写真3

世田谷夢村では、駅名の並び替えを階段に作っていました。

写真4

2つ目は「両夢村共通のリハビリ道具(健康トリム)にキャラクターを採用した」です。

こちらは「重りのついた棒を上や下に移動させる」というものですが、親しみや愛着がわきます。札幌夢村は○○○おじさんで世田谷夢村は○屋のキャラクターです。

写真5

以上で紹介を終わります。

 

これからも定期的に交流の機会を持ち、お互いの良いものを取り入れ利用者さんが夢のみずうみ村で過ごす時間を楽しむことで自然とリハビリにつながるような仕掛け作りをしていきたいと思っています。

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