おじさん、26日(日) 研修先の大阪から関空⇒新千歳まで航空機で帰路することになっていました。
予定では、PM7:45 関空発⇒PM10:00 新千歳着の予定で搭乗口に着き待機していると、30分前になっても旅客さん達が集まりません。
その時、相方が、「あれっ!」
搭乗券を見ると、PM8:50発に変わっていることに気がつきます。
聞くところによると、前便の到着が遅れているとのことです。
「まあーしょうがい」
冬季には、ありがちなこったいです。
いよいよ搭乗開始前になって事前アナウンスされたのは、新千歳 降雪が多くなってきたので、新千歳空港で降機できない場合は、関空に引き戻る条件付きフライトですと脅かすのです。
「まあ~まあ~、これもしょうがない」、積雪時のアナウンスにはありがちな航空会社の常套手段ですから。
新千歳上空に着くと、機内アナウンスで機長がゆっくりと間をおいて、いかにも冷静に聞き取りやすく、
現在、滑走路が降機できる状態であるかどうか確認するのでと管制塔から連絡が入ったので上空を10分~15分程旋回する旨の内容です。
「まあ~まあ~まあ、しょうがない」、乗客の安全が一番ですから!
(一寸不安ですが、宮部みゆきの小説が面白いところまできているので時間は苦になりません。)
機内放送2回目です。
これもゆっくり、乗客さん達が早く次ぎの言葉を聴きたいということを十分意識した間で、言葉のセンテンスも短く切って、
「現在、新千歳滑走路は降機できる状態ではなく、地上では除雪作業に鋭意努力してるとのことです。
当機は、さらに40分程上空を旋回いたします。」
ですと、さすがに乗客の内数人の方からは、落胆の顔色がうかがえます。
おじさんの前の席に座っている相方の後頭部からは、「きぇー、かんべんしてくれ! 早く、かあちゃーんに会いたい」と叫び声がきこえました!
そして、機内放送3回目です。
機長から、現在除雪はしているものの、到着できる状態ではなく、当機は、
当初、関西国際空港へ引き返す予定でしたが、羽田国際空港へ向かうことになりました。
と変更のお詫びと到着後は、品川近辺のホテルを探していたが、どこも満員で、新横浜プリンスホテルまで行ってくれとのこと。
(おじさん、さすがにこの真夜中に「チョット、遠すぎない!」です。)
詳細は、地上係員からその後の説明を受けてくれとの内容です。
乗客のみなさん、「え~っ」と言いつつもおじさんびがっくりする程、動揺もなかったのです。
おじさんも初体験でしたが、以外に「やっぱり、きたか」、
言われたらしょうがないと本を読み始めたのです。(これって日本人の特性なのか、時の流れに進行状況を受容したのか)
そして、夜中の1時羽田に到着すると、地上係員の方から1人5000円の車代を渡され、乗り合いタクシーでホテルまで行ってほしい旨、また朝の飛行機は、AM8:00、AM9:00、AM9:30の飛行機の予約券をチョイスできるようになっていました。
飲料水とチョットしたスナック菓子の袋も準備され、欲しい方は自由にお持ちくださいとのことです。
おじさん達が新横浜プリンスホテルに着いたのは、深夜2時 そしてタクシー代14,120円赤字です。
ですが、良いこともありました。
相方との研修旅行では、安いホテルばかりを宿泊していたのですが、
相方曰く、
ここの客室は広く、長ソファーがあり、展望も抜群で、なんと言っても浴槽が広く、夜中の3時までと、早朝5時から6時まで2回も入浴を楽しんだと少し興奮ぎみにおじさんに語りました。
おじさんも、こんな経験1度位は話しのネタにいいかと思ってベットに入ったのですが、頭は興奮状態で、朝の5時まで、ちょい寝・ちょい寝しながら考えていました。
追伸:2度目は絶対 否です。